座長:永末淑子(全難聴女性部長)
第1 部体験講座「笑いヨガ」13:00〜15:00
講師:平山英子氏
テーマ:体験講座「笑いヨガ」
サブテーマ:笑いは最高の薬・笑って笑って心身共に、リフレッシュしよう。
 笑いヨガ(ラフターヨガ)は、冗談やユーモア、コメディ無しに笑うことができる、全く新しいタイプの誰でもできる、笑いの健康法です。「笑いは、最良の薬である」という言葉の通り、元気が出て、やる気になって、毎日が楽しく健康的で、しかもお金がかからない、一番簡単な方法は、笑うことです。この画期的な笑いの健康法は、インドのお医者様が考案され、現在は、アメリカ・ヨーロッパ・オーストラリア・アジアなど世界65カ国、10000以上の笑いクラブ(笑いサークル)があります。人はストレスを感じると、怒り、憎しみ、苦しみ、悲しみ、恐れ、欲求不満などの感情が生じます。「ハハハハハ」と一緒に笑って健康な毎日を送りましょう。
講師プロフィール:ヨーガ講師平山英子氏
1970年生まれ。山口県萩市出身。明治学院大学文学部卒。
インド・ムンバイにて、ラフターヨガ(笑いヨガ)認定ティーチャー資格取得。現在、ラフターヨガを広める活動を行っている。
第2部地域の女性部活動活性化について15:30〜16:30
1 アンケートをとる。
2 地域の女性部活動の活性化や組織のあり方や、高齢化対策、女性部活動などについて
  会場の参加者と意見交換をして、これからの女性部活動の方針を考える。 

座長: 新谷友良(全難聴副理事長)
〜障害の範囲とデシベルダウンをどう考える?〜
内容
障害者制度改革は、障害者基本法の改正、障害者総合福祉法の制定と進み、現在障害者差別禁止法の議論が進んでいます。分科会では、障がい者制度改革推進会議の総合福祉部会長として骨格提言をまとめられた社会事業大学の佐藤久夫教授をお招きして、障害者総合支援法を中心に障害の範囲の問題を考えます。現在、聴覚障害の範囲は身体障害者福祉法の別表が決めており、聴覚障害に係る手帳保持者は35 万人、人口の0.3%に過ぎません。この問題について、全難聴は長年デシベルダウンという形で障害の範囲の拡大を目指してきました。デシベルダウン運動が、現在の障害者制度改革でどのような位置にあり、どのような形で実を結ぶことが出来るか、佐藤先生と参加者が一緒になって考えていきたいと思います。

座長:小川光彦(全難聴情報文化部長)
テーマ:「個人で!組織で!災害対策」
サブテーマ:仲間を守れる全難聴になろう!

昨年の青森大会では第2分科会『東日本大震災を振り返る!〜今、私たちは何をすべきか?〜』として、未曾有の災害をもたらした震災の中、中途失聴・難聴者に何が必要だったのかを考えました。今年の災害分科会は二部構成で行います。第一部ではこれまでの災害対策の状況を振り返り、防災のために必要な経験を共有し、今後個々でできる具体的な方法を一緒に考えましょう。第二部では、災害対策のために全難聴や地域協会で考えなければならない課題を取り上げます。特に聴覚障害者のための災害時初動・安否確認の方法等について、全難聴の取り組みは端緒についたばかりです。組織的に仲間を守る取り組みを考えなければなりません。質疑の時間も多く設け、参加者と一緒に考えていきます。
意欲ある方の参加をお待ちしています!

講師:高山亨太(精神保健福祉士)
    根間洋治(精神保健福祉士)
座長:藤原稔之(全難聴青年部中央委員)
〜メンタルヘルスについて考えてみよう〜
「きこえ」の障害、コミュニケーションの障害は、人が生活していく上で様々な問題や課題が生じてくる。身の回りのことを自分でできても家庭、学校、職場でのコミュニケーションに制約があるため、必要な情報が得られないことが多い。聴覚障害はひと括りに説明できる問題ではなく、その人の置かれている様々な背景が影響してくる。単に機能面での制約があるだけではなく、精神面での負担も少なくない。コミュニケーションが十分でないために不安感、孤立感を感じている方がおり、精神面での負担が大きいと考えられる。こうした問題から心の状態が及ぼすさまざまな体への影響など、体と精神との関連性を踏まえ、セルフケアにつなげたい。ストレスに対処できる術をこの分科会をとおして、会場の皆様と共に考えてみませんか?

座長:瀬谷和彦(全難聴補聴医療対策部長)
テーマ:うまく生かしてますか?
補聴器&人工内耳補聴器や人工内耳を生かして生活の質を高めていきましょう
問題提起:佐野昇(全難聴常務理事(補聴医療対策部担当))
生き生き情報提供:西川愛理(補聴器装用の立場から)/高橋はるみ(人工内耳装用の立場から)
講師:氏田直子(弘前医療福祉大学)
あなたは、今装用している補聴器、人工内耳に満足していますか? 特に補聴器は、人工内耳と異なり、購入時に言葉が聞き取れるかどうかの詳しい検査がありません。今回は、豊富な臨床・研究経験をお持ちで補聴器や人工内耳の活用に詳しい講師をお招きし、補聴器購入の裏技や補聴器や人工内耳を生かした理想的な生活スタイルなどについてわかりやすく説明していただきます。参加者のみなさまも疑問に思っていることや自分なりに工夫している役立ち情報などがありましたら、どんどん発言してください。分科会の後半では、トピックとして、ちまたで注目を浴びている補聴器や人工内耳の両耳装用について正しい基本知識をお伝えします。みなさま、この分科会に参加して、より質の高い生活スタイルをめざしていきましょう!!

座長:川井節夫(全難聴情報文化部副部長)
自動的に音声が文字表示される夢の装置(会話支援機)を平成22年〜23年に掛けて、厚生労働省障害者自立支援機器開発事業で開始しました。開発は民間の(株)アドバンスト・メディア社が行っています。全難聴は難聴者に関わる言葉集め、モニタリングの協力をしました。情報文化部が中心となり、この会話支援機ソフトをiPad に搭載し、難聴者に貸出し試験中です。分科会ではその機器の実演をします。何が問題か、将来的にどう開発を進展させるかをこれから議論したいと思います。独自で会話が可能となる会話支援機を目指します。今何処の段階か、これからどうなるかなど、ご自分の目で確かめて、希望を語りましょう。

座長:藤谷弘晃(全難聴要約筆記部長)
テーマ:よく分かる「総合支援法」での要約筆記
サブテーマ:利用団体(者)として始めたいアクション
(第1部)
平成25年度からスタートする総合支援法の要約筆記事業(養成・派遣等)における都道府県と市町村の役割、必須事業や任意事業の位置づけ、国会での付帯決議についてお伝えするとともに、その中で、利用者(団体)として知っておきたい意義や課題、目指すべき方向についての分かりやすく解説します。これから要約筆記事業に携わる人にも理解しやすいよう、平成11 年度以降のこの事業の歩み(第2 種社会福祉事業、自立支援法、カリキュラム等)についても説明をします。
(第2部)
難聴者の個人派遣依頼は、特定の人を除くと少ないという声を聴きます。確かに、派遣上の制限や制約で利用が拒まれている状況にあることは否ません。しかしながら、要約筆記事業が進展するなか、私たち難聴者が利用を広げ社会参加に繋げ、自分らしく生きていくために持つべき意識や考え方、およびその意義、それを実現するための「要素」について考えてみたいと思います。

 


第18回全国中途失聴者・難聴者福祉大会in埼玉
実行委員会構成団体:埼玉県難聴者・中途失聴者協会/特定非営利活動法人全要研埼玉県支部/社団法人全難聴 関東ブロック
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